最近、個人的にひそかに気になっている業界があります。それは、不動産業界。不動産業界にもITの波は押し寄せておりまして、スタートアップが名を連ねているようです。 なんとなーく調べてたら、色んな情報が出てきたので、せっかくなので、ヒト・モノ・カネといった軸でまとめてみました。2015年冬ver.でございます。
──第一線の銀行アナリストを辞めたのは42歳という若さでした。 自分の役割は終わったと思ったんですね。ゴールドマン・サックスのパートナーを辞めた2007年ごろには、ほとんど自分の提示した形で不良債権問題の最終処理、担保不動産の処分が進んだ。邦銀も2~4行あれば十分と主張して結局主要3行になり、多くの問題にメドがついた。 自分は経済全体から見た金融システムの構造問題を分析するスタンスなので、「EPS(1株当たり利益)は何円か」などに興味がない。自分が得意とする分析はもう必要とされないと思いました。引退後は茶道をしたり京町家を買って修復したり、2年ほど自由にしていました。 そこへたまたま、別荘が隣同士という縁で小西美術の経営を見てくれという話が来て、フタを開けたらこれは大変だと。文化財保護の職人を尊重しているようで、現実には潰している世界であること知りました。 小西美術は漆塗りの老舗ですが、業
う〜ん、これは熱い。21世紀型の保険モデルでしょう。 こちらは、保険の再発明を志すスタートアップ「jFloat」 共済と保険の長所を良いとこ取りをしているようなサービスで、一言で言えば、オンライン上での個人同士のつながりとアルゴリズムで保険サービスを実現しようとする会社です。 共済と言えば、都民共済、県民共済などで聞くと思いますが、相互扶助の哲学から生まれた掛け金も安い保険の仕組み。欠点があるとすると、皆で集めたお金がなくなってしまったら、そこから保険料の支払いは行われなくなります。 一方、通常の民間の保険というのは、個人と保険会社が直接つながります。そして掛け金も高いのですが、その分支払われる保険金も高く、保険会社が、支払い保険料を担保するために再保険に加入するため、支払いが滞ってしまうことがありません。 この「jFloat」の保険モデルは、基本ライフスタイルの近い人や気の合う人達がそれ
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