4歳のお誕生日が近くなってきた7月のある日のこと。いつもの様に私の膝の上に乗り一緒に昆虫の図鑑を見ていると突然息子がこんな事を言ってきました。 「あかちゃんほしいなあ。」 え?どうしたの?と思いながら息子の顔を覗くとなぜかニヤニヤしています。私と目が合った息子は少し慌てる様にして「だってさー、もうおにいちゃんだからさー、あかちゃんほしーんだもん。」と頬を赤らめて恥ずかしそうにしています。まさかそんな事を言ってくれるだなんて、なんだよオイかわいいじゃないか、うれしいなあ、でも何で急にそんな事を言うのだろうと気になったのでもう少し聞いてみようと思い「そうだよね。赤ちゃんほしいね。でもお兄ちゃんになったら赤ちゃんのお世話もしなきゃいけないんだよ?一緒に遊んであげなきゃいけないしね。」と聞くと「できるよー。バズとかウッディとかさー、かしてあげるしさー、えほんもよんであげる。」かっこいーじゃん。「じ