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ブックマーク / hirinzu.hatenablog.com (8)

  • 短歌とわたし ーはてな題詠「短歌の目」の思い出ー - 緋綸子の雑記帳

    はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 わたしがこのブログを始めてから7年半がたちましたが、そのなかで一番思い出深いのは、はてな題詠「短歌の目」という短歌を詠むイベントに参加したことです。 tankanome.hateblo.jp 2015年の春、穂村弘の『短歌という爆弾』というに出会って短歌に興味をもち始めた頃、偶然この「短歌の目」という企画があるのを知りました。これはわたしにとって大きな出会いでした。それまで短歌を詠んだことのないわたしが手探りで短歌を作り、しかもそれをいきなり他の参加者にも見てもらえる、スターをもらえる、感想をもらえるというのは、とても醍醐味のある経験でした。同時にわたしもたくさんの参加者の作品に触れることができ、さまざまな個性の作風があって、この方の歌よいなぁ、好きだなぁと思える出会いもあり、刺激になり楽しかったです。参加人数も少なすぎず多すぎず、全

    短歌とわたし ーはてな題詠「短歌の目」の思い出ー - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2021/07/25
    ありがとうございます。うたの日に投稿されていたのを見て胸が熱くなりました/アイスティーの歌すごい好きです
  • もう一度上映してほしい 『逆襲のシャア』 - 緋綸子の雑記帳

    今週のお題「映画の夏」 いま、スタジオジブリ総選挙というのが行われています。投票の結果、1位になった作品はスクリーンで上映されるそうです。(注:投票は8月28日まで) red-turtle.jp 私は『もののけ姫』に投票しました。中学の時かなりロングランで上映されていたにもかかわらず観に行かなかったことを死ぬほど後悔してるからです。大画面で見たかったアシタカの勇姿、獣たち、圧倒的な描き込みの背景…。映画館の音響で聞きたかったアシタカセッ記。もし『もののけ姫』が1位になったら這ってでも見に行きます。でも、そうとう票が割れそうですし、厳しいかもしれません…。 そんな感じで、どうしてももう一度スクリーンで上映してほしいと願っている映画がもう一つありまして。『逆襲のシャア』です。『機動戦士ガンダム』で始まったアムロとシャアの物語に決着をつける完結編。DVDでもう何十回と観ているのですが、何度観ても

    もう一度上映してほしい 『逆襲のシャア』 - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2016/08/21
    愛ですね。ファースト観なければ…
  • 「短歌の目」第7回 9月 - 緋綸子の雑記帳

    日が暮れるのが早くなりましたね。私はわりと西の方に住んでるので日の入り遅いほうだと思うんですが(あ、合ってますよね??)、7時くらいにはもう真っ暗で、帰るとき驚きます。少し前までこの時間は青空だったのに。 tankanome.hateblo.jp さて、「短歌の目」9月、今回はかなり苦しみました。いつもそう思ってる気もしますが。それで、はてなハイクやこのブログにすでに載せてた自作でたまたま今回のお題が含まれてたのを2首再利用しました(「おい」のほうはかなり無理やり感ただよっている…)。そうやって実質新しく作る歌の数を減らしたにもかかわらず、時間かかりました。中でもやはり、枕詞は手ごわかったです。 1.一錠 一錠、もう一錠と抑えこむ  女の証の痛みなんて 2.おい 登校日 戦の写真を眺めつつ歩く廊下の便所のにおい 3.ウーパールーパー 日曜の午後は床に腹這ってウーパールーパーとにらめっこ 4

    「短歌の目」第7回 9月 - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2015/09/09
    7すごくきれいな情景で好きです。「制服の少年」を「学ラン」にして通勤電車にも動きをだすとどうかなと。9惰性で買っちゃうんすよね…
  • 「舌」を詠んだ短歌の紹介 - 緋綸子の雑記帳

    はてな題詠「短歌の目」9月のお題にずっと取り組んでるんですが、なかなか自分のができないので気分転換にこの記事を書きます。 tankanome.hateblo.jp 今月のお題の一つに、「舌」というのがあるんですが、このお題で真っ先に思い出した短歌を紹介したいと思います。 天国の5秒手前にいる君をおくりとどけるアインシュタインの舌 作者は伴水という方。この歌は『短歌があるじゃないか。 一億人の短歌入門』(穂村 弘/東 直子/沢田康彦  角川ソフィア文庫)というに載っています。このは、編集者の沢田康彦さんが主催する「又」という同人短歌会の歌に対して、穂村さん、東さん、沢田さんが座談形式でコメントするというもの。「きらきら」「草」などのお題に対してさまざまな作品が集まるのですが、この歌のお題は「舌」ではなく、「人名を入れ込んで読む」というものでした。それでアインシュタイン。こういう自由度の

    「舌」を詠んだ短歌の紹介 - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2015/09/07
    ほあーぱっと読みエロスな歌だとは全然思いつきませんでした。アインシュタインもそんな使われ方するとは思わなかったでしょうね笑
  • はてな題詠「短歌の目」 8月 - 緋綸子の雑記帳

    やっとできました。 tankanome.hateblo.jp 1.ジャワ ジャワカレー  オトナのカレーべぬまま大人になってもバーモント派 2.くきやか 青空に白いひとがた  くきやかに浮かんでただよう影おくり日和 3.蝉 いっせいに鳴きだした蝉 玄関を開ければ今日から夏の始まり 4.冥 死んだ後の幸せってなんだろう?わからぬままに祈る冥福 5.まつり おまつりにはずむ心で金魚掬うように私を掬ってみてよ 6.日焼け 朝夕のわずかな光に日焼け止め塗って夏から遠ざかりゆく 7.くちづけ くちづけで世界を閉じて僕だけが君にとっての世界になる 8.風鈴 店先に並ぶ風鈴がちゃがちゃといっせいに鳴り暑さがつのる 9.菊 白菊の白、目に沁みてまぶた閉じ明るい闇の中しゃがみこむ 10.【怪談短歌】 かくれんぼ 見つからなかったともだちを僕以外誰も覚えてなくて

    はてな題詠「短歌の目」 8月 - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2015/08/16
    7素敵です。僕と君だけの世界をつなぐ通路なのかもなどと。4,9,10も素敵です。他に定型になる語彙がないかもうひと粘り探してみると良いかも!
  • 『ルナティック雑技団』をひさびさに読んで - 緋綸子の雑記帳

    私が小学生の頃から愛してやまないギャグ漫画家・岡田あ~みん先生の、今のところ最後の連載作品である『ルナティック雑技団』の新装版が発売されたので、さっそく買った。ひさびさに読んだけど、ただただ笑えて素晴らしい。特にその言語センスのすごさは、大人になった今、あらためて味わうことができる。 ストーリーは、学校全生徒の憧れにして孤高の貴公子・天湖森夜(てんこ もりや)の家に、主人公・星野夢実が親の転勤の都合で同居させてもらうことになって…という、冒頭だけ見ると少女漫画の王道。なんだけど、そうは問屋がおろさない。天湖家では、森夜の母・ゆり子(通称 マダムゆり子)の強烈な言動に振り回されることになる。 ※以下、内容について語ってます。ラストの展開にも軽く触れてます。 ゆり子は、普段は夫の上司の娘である夢実に卑屈なほど丁寧に接するのだが、息子を溺愛するあまり、森夜と夢実のちょっとした接触に過剰に反応し、

    『ルナティック雑技団』をひさびさに読んで - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2015/08/03
    ルナティック雑技団、こんなに深い話だったんだな…!
  • はてな題詠「短歌の目」第5回 7月 - 緋綸子の雑記帳

    今日は七夕。梅雨明けしてないので、まだあまり夏という感じがしませんが、今回のお題を詠むうちに、夏気分になってきました。夏はなんとなく、この世ならぬものとつながる季節な気がする。 tankanome.hateblo.jp 1.手帳 「夏休み」とだけ手帳に書きしるし内容いまだ決めかねている 2.花火 見に行った花火の数に遠くから見上げた花火の数を足して 3.虫 遠い昔会ったことある気がするね  ふよふよ我に近寄る羽虫 4.白 先生の白衣に透けたTシャツのロゴ読む私の心臓の音 5.アイス 君とまだここにいるため残してる限りなく水に近いアイスティー 6.プール 泳ぐより長い時間をふるえてた  プールサイドに体操座りで 7.すず 眠れない夜明けに君のすずが鳴りカーテンのすきま光が揺れる 8.アンタレス 「アンタレス」「赤」と書きこむ  その星の空のいずこにあるかも知らず 9. 雷 稲のあとの雷鳴待

    はてな題詠「短歌の目」第5回 7月 - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2015/07/16
    5,せつなくて震えますそしてわかる、その気持ち。どの歌もお題を上手に自然に組み込んでますね。
  • 第4回「短歌の目」6月 - 緋綸子の雑記帳

    やっと週末。第4回「短歌の目」、私にとっては3回目の参加になります。 今回もよろしくお願いします。 6月になるとすぐ梅雨に入りましたね。梅雨前線、律儀なやつよ…。 tankanome.hateblo.jp 今回、「紫陽花」「つばめ」「袖」の3つをお題で提案させていただいたのですが、自分で出したお題のほうがより難渋しました。 1.青 赤や黄がCMに出てはいけないの  吸収される青い液体 2.梅 晴れた日も感じる梅雨の湿り気に皮膚呼吸する私は蛙 3.傘 私だけ傘持ってると気まずくて準備のよさを呪いたくなる 4.曲がり角 「この先で新しくなれる?」曲がり角  カーブミラーに自分は見えず 5.しそ 真似をしてかじるとざりっと苦かった  君が必ずべてたしその葉 6.紫陽花 雨けぶる薄闇の中ぼんやりと灯る紫陽花  こちらを見ている 7.つばめ いつの間に現れてまたいなくなる  今日も視界を横切るつば

    第4回「短歌の目」6月 - 緋綸子の雑記帳
    macchauno
    macchauno 2015/06/07
    3,同調なんとかってやつですね。9の筍の歌のちょっとどきりとさせられる感じが好きです。
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