書評(本の紹介?)みたいなのをしてみる。 技術的な本について書くのは味気なさそうだから、とりあえずは普通の小説についてやってみることにしよう。 レヴォリューションNO.3 という小説 実家にずっと置いてある本なんだけれど、この本はもう何回も読み返している。 何度も読ませるような、素晴らしい内容だ。 舞台は都内のある底辺(自他ともにそう認めている)高校である。 そこへ通うバカな生徒たちが、当然のように起こすバカなことを、とても魅力的な切り取り方で描いている。 彼らにとって、世界は間違っているという。 しかし彼らはただ指を加えてそれを眺めているわけではない。 だからこそ彼らは、行動を起こさずにはいられないのだ。 そして彼らは行動し出す時、決まって「世界が、僕らの世界が正常に機能しだした。」と彼らは確かめ合う。 世間体なんかよりも自分たちが今持っている気持ちを大切にするという、根本とも言える考え