昨年11月に行われた「第31回全日本マーチングコンテスト」で金賞に輝いた宇治中(京都府宇治市宇治)の吹奏楽部員たちがこのほど、宇治市役所を訪れ、受賞を報告した。 25校が出場した全国舞台で、宇治中は部員73人がステージに立って6分間のパフォーマンスを繰り広げ、通算5度目の金賞となった。 昨年は銀賞で悔しい思いをしただけに、部長でチューバを担当した3年中村希星(きらら)さん(15)は「今年こそは金賞という思いが強く、今までの演奏で一番良かった。宇治中らしく動きにキレがあり、思いの詰まった演奏を届けられた」と笑顔を見せた。 山本正市長は「この感動を忘れず、3年生は新たなステージに羽ばたいてほしい」と伝えた。