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2021年8月15日のブックマーク (2件)

  • 仏教が説く「幸せ」の意味 - 禅の視点 - life -

    仏教が説く「幸せ」の意味 幸せというと、人は大抵ハッピーな気持ちを想像する。 嬉しい、楽しい、心地よい。そういった気持ちが「幸せ」なのだと。 しかし仏教ではそれらを幸せとは呼ばなかった。 仏教において「幸せ」という言葉を使用するなら、その言葉が意味するのは「平穏」と表現するに近い心である。 この平穏といった心を、仏教では寂静と呼んでいるが、専門的な言葉を使う必要はない。 要するに平穏である。 心が何に対しても執着を起こさずに平らであること。穏やかであること。 今自分の身に起きていることに対して良し悪しといった価値判断をつけず、ありのままに受容すること。 水鏡のような平穏な心で生きることが、仏教が指し示す幸せというものの具体なのである。 それはなぜなのか。 私たちは誰もが幸せを求めている。 もちろん人によって「幸せ」が意味するところは異なっている。 出世することが幸せだと思う人、結婚すること

    仏教が説く「幸せ」の意味 - 禅の視点 - life -
  • 『般若心経』を現代語訳するとこうなる - 存在が存在することの意味を説くお経 - - 禅の視点 - life -

    私は22歳の時に在家から出家して禅僧になりました。禅や仏教に関する諸々を学んだ結果としての出家でしたが、そのなかで『般若心経』についても学びました。 『般若心経』に綴られた文々の意味を知ったときは、正直なところ、私は驚きを隠せませんでした。 わずか262文字のお経に秘められた、小宇宙ともいえる凝縮された教え。神や仏を信仰しろと言っているのではない。ここに書かれている教えを信じろと言っているのでもない。 「存在の真実を見抜きなさい」 『般若心経』が言わんとするものは、その一点でした。 般若心経はもっとも有名なお経の1つ 『般若心経』の構成 わかりやすく現代語訳する 現代語訳『般若心経』 摩訶般若波羅蜜多心経(タイトル) 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是 舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減

    『般若心経』を現代語訳するとこうなる - 存在が存在することの意味を説くお経 - - 禅の視点 - life -