新たなフィッシング攻撃がTwitterを襲い、一部のユーザーが知らないうちに機密データを悪質なハッカーに渡してしまう事件が起きている。この事件から、ソーシャルネットワーク(SNS)をどう利用すればいいのかと問う声も上がっている。多くの企業はこの種のサービスをサポートしたことを後から批判するかもしれない。 SNS発の攻撃は現実の脅威だ。何らかの企業ポリシーや予防策を用意しないと、SNS経由で機密データが漏れてしまう可能性がある。このため、企業はセキュリティを守ると同時に、社員にSNSを利用する機会を与えるために適切な対策を取る必要がある。 以下に企業の取るべき対策を挙げる。 1. 企業としてのソーシャルメディアポリシーを確立する あらゆるSNS導入計画の最初の一歩はソーシャルメディアポリシーだ。どのような形で社員のSNSへのアクセスを認めるか。社員が就業時間中に投稿していいのはどんなことか。