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  • 野球投手の滑り止め剤、効果を初計測 科学的議論に道開く 東北大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    野球の投手が使う滑り止め剤の効果を初めて定量的に示した、と東北大学などの研究グループが発表した。米大リーグの公式球が日のプロ野球のものより滑りやすいことなどを実証した。ボールの滑りやすさの議論は人の感覚に頼ってきたが、科学的に示したことで、滑りにくいボールや、良い滑り止め剤に関する認識が深まると期待されるという。 野球では投手が、ロジンと呼ばれる、炭酸マグネシウムと松やにを混ぜた滑り止め剤を指に着けることが認められている。しかしグリップ性やボールの回転数を上げるため、重量挙げで使われる強力な粘着物質などが不正に使われる例があり、問題視されているという。大リーグでは2021年6月に取り締まり強化に乗り出したものの、そもそも公式球が滑りやすく肘に負担がかかるとの指摘もある。ただ、滑りやすさや滑り止めの効果は主に投手の感覚に基づき、定量的に示されてはこなかった。 そこで研究グループは、大リーグ

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    machida77 2023/01/15
  • 科学博物館とは何か?その歴史と未来《科学史研究者・有賀暢迪さんインタビュー》【特集 日本科学未来館】 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    世界の博物館が参加する国際博物館会議(ICOM)の定義には、「博物館とは…有形、無形の人類の遺産を収集、保存、調査研究、普及、展示する常設機関」と書かれている。博物館にとって「収集・保存」はもっとも基的な機能なのだ。その中で、自然科学に関するものを扱うのが広い意味での「科学博物館」ということになる。 自然史と科学技術、2つの流れ 科学博物館には「自然史博物館」と「科学技術博物館」という2つの大きな流れがある、と有賀さんは説明を続ける。前者の自然史博物館は、主に、動物・植物・鉱物・化石といった自然界にあるものを対象としてきたものだ。 「西洋的、すなわち、キリスト教的な世界観では、自然界のものはすべて神様が作ったという考えが根底にあるので、それらを集めて自然について知るということ自体が意味のある活動だったわけです」 現在のような公共施設としての博物館の先駆けは、1753年に設立された大英博物

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    machida77 2022/01/20
  • 日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 日人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 2022.01.04 内城喜貴 / サイエンスポータル編集部 日人に多い特定の白血球の型を持つ人は、風邪の原因となる従来型のコロナウイルスを記憶した免疫細胞が新型コロナウイルスの感染細胞も認識して攻撃することが分かった。免疫細胞の1つ「キラーT細胞」が2つのコロナウイルスに共通する分子「エピトープ」に反応することを理化学研究所の研究グループが突き止めた成果だ。新しいタイプの治療薬開発につながる可能性もあるという。 日の新型コロナの感染者数が欧米と比べて少ないのは日人特有の要因「ファクターX」があるのではないかと指摘されている。研究グループはこの特定の白血球型「HLA-A24」がファクターXの1つである可能性もあるとしている。日国内でも感染力が強いとされるオミクロン株の感

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    machida77 2022/01/05
  • ヤシガニのハサミの硬さは鉄鋼並み NIMSなどが特殊な内部構造を解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ヤシガニは甲殻類の中でも世界最大級の大きさで知られ、インド洋や西太平洋などの熱帯域、亜熱帯域のほか、日では沖縄県周辺の島しょ部に生息する。そのヤシガニのハサミの硬さは鋼鉄並みで、100枚ほどの層からなる壊れにくい特殊な内部構造を持っていることを、物質・材料研究機構(NIMS)と沖縄美ら島財団の研究グループが明らかにした。複雑な組織を3次元(3D)可視化することにも成功し、研究成果は軽量で強靱(きょうじん)な材料開発に役立ちそうだという。 ヤシガニは体長30~40センチで、絶滅危惧種に指定されている希少生物。研究グループによると、貝殻は持たないが、外敵から身を守る鎧(よろい)のような甲羅で覆われている。単位体重あたりの挟む力(把持力)は体重の90倍以上という生物最強クラスで、ライオンの把持力に匹敵するという。 NIMS構造材料研究拠点の井上忠信グループリーダー、原徹グループリーダーや沖縄美

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    machida77 2021/06/02
  • 首長竜は大量絶滅を生き延びていた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    約46億年前にできた地球に初めての生物が誕生したのは、今から40億年ほど昔だと考えられている。バクテリアのような生物だったらしい。それが連綿と現在の生き物たちにつながっているのだが、その途中で、多いときには生き物全体の9割もが絶滅するような「大量絶滅」がおきている。 大量絶滅は過去に5回あったとされている。もっとも有名なのはその5回目、恐竜がすべて滅んだ約6500万年前の大量絶滅だろう。現在のメキシコ沖に落ちた直径10キロメートル以上とされる巨大な隕石(いんせき)が、その原因らしい。このほか、地球史上最大といわれる3回目の大量絶滅は約2億5000万年前におき、そのあと始まった「三畳紀」と「ジュラ紀」の境目にあたる約2億年前にも、4回目がおきた。 特定の希少種が姿を消していくのとは違い、大量絶滅では、地球上の大半の種が短い期間に滅んだ。なぜ、こんなにも多くの生物が一度に滅んだのか。もちろん、

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    machida77 2018/01/05
    三畳紀末の大量絶滅を生き延びた証拠となる化石
  • 船酔いと呼気中の二酸化炭素濃度の関係明らかに ?南極観測船しらせで研究? | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 船酔いと呼気中の二酸化炭素濃度の関係明らかに ?南極観測船しらせで研究? 2017.12.11 田端萌子 / サイエンスライター 船酔いをしやすい人としにくい人との違いはなにか。その疑問が解明できそうだ。大きく揺れる船中で、船酔いがひどい人と船酔いしない(または軽い)人の呼気では、後者の二酸化炭素濃度(以下EtCO2)の値が高くなることが分かった。これにより、船酔いの症状が重症化しそうな人をあらかじめ予想することが可能になる。第54次南極地域観測隊(活動期間:2012年〜2014年)の長谷川 達央(はせがわ たつひさ)隊員を中心とする研究グループが南極に向かう南極観測船「しらせ」で研究を行い発見した。 乗組員が叫んでしまうほど荒れる南極への航路 南極に向かう船内は、緯度40度ぐらいから南下するにつれて大きく揺れるそうだ。これは暴風域に突入するためで、南緯40度から50度

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    machida77 2017/12/12
  • 《JST主催》次世代の科学者育成と人材交流の場に「グローバルサイエンスキャンパス」平成29年度(第4回)全国受講生研究発表会 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レポート 《JST主催》次世代の科学者育成と人材交流の場に「グローバルサイエンスキャンパス」平成29年度(第4回)全国受講生研究発表会 2017.11.02 大槻 肇 氏 / 科学技術振興機構 理数学習推進部長 グローバルサイエンスキャンパス(GSC)の受講生たちが日頃の研究成果を披露する第4回目の全国受講生研究発表会が、10月7日・8日に一橋大学一橋講堂で開かれた。優秀な研究を表彰で称え、受講生同士が交流を深めた。 全国17大学のプログラムを1,500名が受講 GSCは、国際的に活躍できる科学技術人材の育成を目的に、平成26年度より科学技術振興機構(JST)理数学習推進部と全国の大学が連携して実施している。卓越した意欲・能力を持つ高校生らを対象に、国際的な活動を含む高度で体系的な理数教育プログラムを提供し、さらなる才能の育成を目指す。平成29年度は全国17大学が多様なプログラムを展開中で

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    machida77 2017/11/03
    福島大学の真下雄太氏に取材
  • 黒潮の蛇行が発生する仕組みが分かってきた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    図1 10月15日の海流図。赤や黄が示す流れの速い部分が黒潮で、紀伊半島、東海地方の付近で大きく南に蛇行している。(気象庁のホームページより) 気象庁は9月末、日の南岸を流れる黒潮が12年ぶりに「大蛇行」の状態になったと発表した。九州、四国の沿岸を流れてきた黒潮が、紀伊半島のところで沖合に大きく離れてしまったのだ。黒潮の流れる道筋が変わると、水温が変わって漁業に影響が出たり、水位が急変して沿岸に浸水などの被害が出たりするので、どのようなときに大蛇行が起きるのか、そのなぞの解明に多くの海洋研究者が取り組んできた。最近の研究で、大蛇行が発生する代表的なパターンが明らかになり、いまでは2か月くらい先の状態を予測できるようになった。より的確な予測を求めて、新たな手法の研究も進められている。 黒潮がはるか沖に出ていく「大蛇行」 黒潮は、九州の南から四国の沖合まで北上し、最後は房総沖から東に流れて列

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    machida77 2017/10/18
    分かってきた(よく分かってない)
  • 科学離れに親の影響も 科学技術・学術政策研調査で判明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    人がノーベル賞を受賞すると子供を研究者にしたいと考える親がむしろ減るという意外な結果が、科学技術・学術政策研究所の調査で明らかになった。受賞を伝える報道で研究者の仕事の苦労も取り上げられたのを見て、子供の理系進学をためらう親が増えたのではとみられている。 科学技術・学術政策研究所が10日公表した「小・中・高校生の科学技術に関する情報に対する意識と情報源について」は、昨年10月、大村智(おおむら さとし)、梶田隆章(かじた たかあき)両氏がノーベル医学生理学賞、物理学賞をそれぞれ受賞した時期の前後に、小、中、高校生の保護者2,380人とその子供たち3,335人に対して行われた。 子供の理系進学に対する保護者の意識がどのように変化したかを問う質問に対し、受賞決定が報じられる前は、「ぜひとも理系に進学させたい」か「どちらかというと理系に進学させたい」と答えた保護者は、小学生で39.8%、中学

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    machida77 2016/03/16
    日本人ノーベル賞受賞で伝えられる研究者の苦労がかえって科学離れにつながる可能性が報じられている。しかしこの情報でどこまで因果関係を推測できるか。
  • 学費負担大きい日本の大学生 文部科学省統計でも裏付け | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ドイツ、フランスの大学生に対する公的支援が極端に異なることが、文部科学省が公表した「『諸外国の教育統計』2015年版」でも裏付けられた。 同統計によると、日の大学生は入学時に国立大学の場合、授業料535,800円、入学料282,000円の合わせて817,800円、公立大学は平均で、授業料537,857円、入学料397,721円の計935,578円、私立大学は平均で、授業料860,266円、入学料264,417円、施設設備費187,907円の計1,312,590円を大学に払っている(国公立大学は2014年、私立大学は13年の数字)。 これに対し、ドイツは最後まで授業料を徴収していたニーダーザクセン州が14年度冬学期(ドイツは1年2学期制)から廃止したことで、一般学生から授業料を取る大学は無くなった。入学料もない。11年度冬学期からそれまで1学期500ユーロ(11年のユーロ円換算で約6

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    machida77 2016/01/27
  • 大発生したヤスデから、高性能な酵素を発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    これまで嫌われものだった生き物が、化学工業の現場に革命をもたらし、人の役に立つかもしれない。JST 戦略的創造研究推進事業 浅野酵素活性分子プロジェクトの浅野泰久(あさの やすひさ) 富山県立大学教授らは、毒ガスのひとつである青酸ガスを作る「ヤンバルトサカヤスデ」に注目し、大量発生したヤスデ30キログラムの体液から「ヒドロキシニトリルリアーゼ」とよばれる酵素を抽出した。この酵素が産業利用されれば、抗炎症剤や心臓病薬など幅広い医農薬品の原料を、今までより安く、品質よく作れる。これまでの開発手法と何が違い、今後どんな波及効果が期待されるのだろうか。 既存の産業用触媒にも勝る、ヤスデの酵素 浅野教授が長年探してきたのは、化合物「マンデロニトリル」の合成を促す酵素だ。これは多くの医農薬品の原料として需要が高い化合物で、ベンズアルデヒドと青酸から合成される。そんな浅野教授の耳に飛び込んできたのが、「

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    machida77 2015/10/16
    大変だっただろうなあ…
  • インタビュー「アンモニア合成法 一世紀越しの発明を生んだ背景」東京工業大学 元素戦略研究センター 教授 細野秀雄 氏 | SciencePortal

    空気中の窒素ガスからアンモニアを人工合成する技術「ハーバー・ボッシュ法」は、人類を糧危機から救うとともに、化学の世紀を拓いた大発明だ。その製法は発明から100年たった今でも中核技術である一方で、世界のエネルギー需要の数パーセントをも消費するなど、省エネルギー化が大きな課題となっている。最近、その課題解決につながる画期的な合成法が、日人の手によって発明された。 「空気からパンを創る錬金術」と称された画期的発明から一世紀を経て、新たなブレイクスルーへ。材料科学の研究者として、液晶ディスプレーで知られるIGZO(イグゾー)トランジスタの創製や鉄系超電導物質の発見などで世界の注目を集める細野秀雄(ほその ひでお)東京工業大学元素戦略研究センター教授に、今回の成果の背景を聞いた。 サイエンスニュース2015「アンモニア合成 一世紀ぶりの新発明(2015年9月18日配信)」より -アンモニア合成の

    インタビュー「アンモニア合成法 一世紀越しの発明を生んだ背景」東京工業大学 元素戦略研究センター 教授 細野秀雄 氏 | SciencePortal
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    machida77 2015/09/20
  • 科研費頼みの論文生産状況明らかに | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    2000年代に日の研究論文数の伸びが鈍った原因は、代表的な競争的資金である科学研究費補助金(科研費)を得られない研究に関する論文が減少したためであることが、科学技術・学術政策研究所の調査で裏付けられた。 同研究所が1日公表した調査資料「論文データベース(Web of Science)と科学研究費助成事業データベース(KAKEN)の連結によるわが国の論文産出構造の分析」は、2006-2008年に発表された日の論文数の約47%、トップ10%補正論文と呼ばれる注目論文数の約62%に科研費が関与していることを明らかにしている。科研費は日の論文産出の量と質に確実に寄与していることが裏付けられた形だが、安心できるわけではない。科研費が関与する論文数とトップ10%補正論文数の世界シェアは、2000 年代前半をピークに低下傾向にあることも、同時に明らかになったからだ。 2001-2003年と2006

  • 植物は害虫からの防御に葉緑素も活用 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    光合成に欠かせない葉緑素を、植物が害虫から身を守るためにも活用している意外な事実がわかった。昆虫が葉をべた時、植物の酵素クロロフィラーゼが作用して葉緑素のクロロフィルからクロロフィリドを作りだして、昆虫の死亡率を高めたり、成長を抑えたりすることを、北海道大学低温科学研究所の田中亮一(たなか りょういち)准教授と胡学運(ふ しゅえゆん)研究員、日曹達株式会社小田原研究所の牧田悟(まきた さとる)研究員らが突き止めた。植物に秘められた深い生活の知恵をうかがわせる発見といえる。京都大学とスイス・チューリッヒ大学との共同研究で、1月12日付の米植物学会誌Plant Physiologyオンライン版に発表した。 植物がもつ酵素クロロフィラーゼは、水に溶けにくい葉緑素を、水に溶けやすいクロロフィリドに変える活性がある。この酵素は葉の中に多く、100年以上も前から存在が知られていた。しかし、植物にと

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    machida77 2015/02/01
    この研究の北大低温科学研究所のプレスリリース→http://www.hokudai.ac.jp/news/150129_lowtem_pr.pdf
  • 腹ぺこ幼虫が満腹でサナギになる仕組み | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    幼虫がもりもりべ続けて成長してやがて美しいチョウになる物語を簡潔に描いた幼児向けのベストセラー絵「はらぺこあおむし」を裏付けるような研究がなされた。成長に必要なステロイドホルモンの生合成を促す新しい仕組みを、筑波大学生命環境系の丹羽隆介(にわ りゅうすけ)准教授と島田裕子(しまだ ゆうこ)・日学術振興会特別研究員がキイロショウジョウバエで見つけた。子どもから大人への成長に欠かせないステロイドホルモン生合成のタイミング調節に迫る発見といえる。12月15日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。 ステロイドホルモンは、種を問わず、個体の発育や性的な成熟、恒常性維持に重要な役割を担い、特に子どもから大人への成長に際して適切なタイミングで生合成されることが重要である。しかし、その生合成のタイミングを調節する仕組みは謎がまだ多い。研究グループは、昆虫の主要なステロイドホ

    腹ぺこ幼虫が満腹でサナギになる仕組み | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    machida77 2014/12/17
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