「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 ここしばらく「キネシオロジーにおける筋反射テスト(筋肉反応テスト)の結果は本当に普遍的なものか」ということを考えていた。そのキッカケとなったのは『パワーか、フォースか 人間のレベルを測る科学』(三五館)である。 『パワーか~』は、著者であるデヴィッド・R・ホーキンズが自身の研究チームに筋反射テストを用いて、世の中のさまざまな事柄に対する人間の意識を1~1000のスケールで数値化した結果(注1)を記したもので、ホーキンズはこの本によってデンマーク王室からナイトの称号を得、韓国政府からも称号を授与されたという。日本でもこの本は、一部のキネシオロジストや精神世界系の人たちからの絶対的な支持を受けている。 (注1)ちなみに、この数値は通常の十進数ではなく、10を底とする対数である