今月25日頃から、各社が相次いで模倣サイトの注意喚起を出している。編集部で調査したところ、一部の注意喚起にあるようなウイルス感染のおそれは確認できず、ゲートウェイサービスを誤認した可能性が高いことがわかった。 ■各社から出された模倣サイトの注意喚起 模倣サイトに関する注意喚起は、NTTドコモのものが大手ネットニュースで取り上げられたため、ご存じの方も多いことだろう。URLに「正規サイト.●●●.org」という、紛らわしい名前を使用した怪しいもので、アクセスするとコンピュータウィルスに感染するなどのおそれがあるとしている。 同社の告知やニュース記事からは、事実確認を行えるだけの情報が得られないが、検索してみると、同時期に多数の企業から「.org」ドメインを使用した模倣サイトの注意喚起が出ていることがわかる。その中の「ドコモCS」と「住友商事」の告知には、当該サイトが「3s3s.org」である
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