早朝から日本中が大騒ぎゆえ、すでに皆さんご存知のように、東京が2020年オリンピック開催地に見事(?)に選出された。 これで「震災復興が加速される」「日本の景気がよくなる」といった能天気な話が、東京五輪招致関係者やアスリート・国民の喜びの声と共に、新聞・テレビにて1日中垂れ流されているが、果たしてこれを素直に喜んで良いものであろうか? ”吉報”が届いたとして日本中が喜んでいる最中、水を差すようで申し訳ないが、「素直に喜んでいる場合ではないであろう」というのが個人的見解である。 (まあ、日頃、本ブログにアクセス頂いている方々は「東京五輪万歳!」などといったコメントなどなされないことは十分にご承知されているであろう) 今回は、東京五輪開催決定からまだ間もないため、今後、着眼点すべき点を簡潔に述べていきたいと思う。 ○「フクシマ原発」の影響 安倍晋三が最終プレゼンスピーチにて、世界に向けてトン