GMとクライスラーに対する資金繰りを支援する”つなぎ融資”の実施がきまりました。それに至る政治的駆け引き、さらにブッシュ政権の思惑、共和党の反対など、救済劇にまつわる様々な話があります。今回は11月に始まったビッグ3救済劇の一部始終を報告することにします。今回のつなぎ融資でGMは12月と1月の運転資金を確保する目途は立ちましたが、その先はまったく不透明です。自動車市場の悪化は予想以上に進んでいます。当初予定した資金繰り状況もさらに悪化していると予想されます。ビッグ3を本当に救済するかどうかの判断は、オバマ政権に委ねら得っることになりました。以下は詳細なビッグ3救済劇の実態です。「GM倒産危機の構造」と「ブッシュ大統領の救済声明」のブログも合わせてお読みください。何が問題なのか理解できると思います ビッグスリーの救済劇の第1幕 「2008年末までに手元流動性は経営を続けるのに必要な最低額まで