先週はオバマ大統領の一般教書演説、ベン・バーナンキFRB議長の再任投票、AIG救済に関する議会での公聴会、アップルのiPad発表、相次ぐ決算発表など、材料が目白押しでした。 この忙しさに紛れて比較的注目されなかったけど、先週、EUの危機は一層深刻なステージに入りました。 下のチャートはスペインのサンタンデール銀行(STD)です。このチャートは何か重大な異変が起きている事を絶叫しています。 ギリシャは財政赤字を12.7%から2013年までに3%に圧縮すると公約しています。 これはとても立派な目標なのですが、残念ながら誰も信用していません。(ギリシャ政府自身も出来っこないと思っている筈です。) だからどんなに美辞麗句を並べ立てても投資家の心は動かないのです。 ギリシャの財政立て直しプランが説得力を持たない理由は、それを実施しても国民が甞める経済的辛苦が深まるだけで、どうやって成長を導きだすか?
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く