2011年09月20日22:13 簡単にはいかない原子力発電所の廃炉 カテゴリ原発事故・原子力政策 domax2004 Comment(0)Trackback(0) 東日本大震災による東電福島第1発電所の事故を受けて、原子力発電所の閉鎖=原子炉の廃炉の問題が現実のものとなってきました。 野田新首相は就任すると直ちに、「新たな原発の建設は困難」「老朽化など危険性の高いものから廃炉にする」と述べ、「可能な限り原発依存度を下げていく」考えを明確にしています。一方、安全性が確認された定期検査後の原発は再稼働を進める、との立場を鮮明にしています。一部にこうした考え方を「原発推進」とその反対側の極にある「反原発」や「脱原発」と、区別するために「減原発」という新語を当てはめる方もいるようです。 しかし、反・脱・減とどのような表現を使おうとも、老朽化した原発やリスクの高い原発を廃炉にしていかなくてはならい