乳酸菌飲料が好きだ。風呂上がりの一杯は、ビールでなくても良い。甘さと酸っぱさのハーモニーが私をとりこにする。特に「ヤクルト」は、幼いころから飲んできた。今はどのように造られているのか、現場を見ることができる。しかも無料で、試飲まで。福岡県筑紫野市にある福岡ヤクルト工場を訪ねた。 【画像】1基でヤクルト30万本分もの原料液が貯蔵できるタンク 建物の入り口に胸像がある。乳酸菌の強化培養に成功し、ヤクルトを生んだ故代田稔博士の功績をたたえている。この人なくして、ヤクルトは飲めなかったのだ。愛飲者の一人として、背筋がピンと伸びた。 同工場では「Newヤクルト」をはじめ、糖質・カロリーを半分に抑えた「Newヤクルトカロリーハーフ」などヤクルト4種を製造。九州など西日本各地に届ける。意外だったのは、製造日に出荷せず、翌日まで留め置くことだった。 案内された実験室のような場所で、理由が分かった。製品
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