短期集中連載「プレゼンがうまい人の『図解思考』の技術」はいかがだったでしょうか。プレゼンテーションを構成し、まとめるための方法論として、図解思考を活用するという手法でした。今回からはプレゼンのためのアイデア発想技術やプロットの実践法などを取り上げたいと思います。 メリットを伝える短い言葉 まずはプレゼンテーションの骨子を決めることです。素晴らしいアイデアがたくさん出てきた場合、すべてを採用したくなることがありますが、それでは言いたいことは伝えられません。本当に伝えたい1つのことに絞り込む必要があるのです。そこで、いくつかのアイデアから実際の提案に採用するものをチョイスしましょう。 採用するアイデアを選ぶのは、なかなか楽しい作業ではありますが、直感的に面白いと思うものを選ぶだけではなく、いくつかの視点を持って検討すべきです。その視点とは、以下のようなものです。 相手の実情に合っているか? 相
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