僕にとって写真は自己表現の手段。被写体と出会った瞬間、シャッターを切ったその瞬間に感じた想いを一枚の写真に反映する。目に見えた忠実さよりも自分の頭の中にあるイメージをどれだけ表現できるかが重要なポイントとなる。今回は僕の作品制作のワークフローを紹介するとともにカメラが持つ性能をフルに引き出すためのLightroomテクニックを紹介する。 [執筆・撮影:木村琢磨/人物撮影:加藤丈博] 木村琢磨 Takuma Kimura 1984年岡山生まれ。フリーランスフォト&ビデオグラファー。地元岡山の広告写真スタジオでコマーシャルフォトグラファーとしての経験を積んだのちフリーランスに。"写真"という言葉にとらわれることのない自由な撮影スタイル。ロング一脚Bi Rodやドローンを使った空撮も手がけ、デジタルカメラマガジンなどのカメラ雑誌に寄稿。ライフワークとして地元岡山の風景や景色を被写体に独自の作風で