手口の実態を反映していないとして、「振り込め詐欺」に代わる新名称を一般から募集していた警視庁は12日、「母さん助けて詐欺」を最優秀作品に選んだと発表した。高齢者から高い評価を得たといい、優秀作に選ばれた「ニセ電話詐欺」「親心利用詐欺」の2作品とともに防犯キャンペーンなどで使い、被害防止を図る。 同日午前、東京・銀座の歌舞伎座で行われた式典で、西村泰彦警視総監は「電話があったとき、『もしかして母さん助けて詐欺ではないか』と思ってほしい」とコメント。被害防止アドバイザーでタレントのコロッケさんも「だまされないで」とものまねを交えて呼び掛けた。 振り込め詐欺は、「おれおれ詐欺」や「還付金詐欺」などの総称。
呼び名は「北陸新幹線」か、「北陸長野新幹線」か−−。2015年春に長野−金沢間の開業を目指す新幹線の呼称を巡り、石川、富山両県と長野県の間で論議になっている。長野側は先行開業した「長野新幹線」が定着したとして、長野の地名を残すよう主張。これに対し、北陸両県は「金沢開業で名実共に『北陸新幹線』になる」と一歩も引かない。最終的にはJR東日本と西日本の協議で決まるが、当面はバトルが続きそうだ。 新幹線の呼称は、車内アナウンスや時刻表などでも用いられる。国による整備新幹線の基本計画では、東京から長野市、富山市付近を経て大阪までを結ぶ「北陸新幹線」とされていた。しかし、長野五輪を翌年に控えた1997年に長野まで先行開業した際、地元の経済団体が「長野に行くのに『北陸』では分かりにくい」として「長野新幹線」を主張。当時、金沢までの着工のめどが立っておらず、北陸の自治体は「その呼び名では、工事が長野で終
国土交通省航空局は11日、日本上空の航空交通を管理している同省の「航空交通管理センター」(福岡市)の職員が、誤って「北朝鮮のミサイルが発射された」とする情報を全国の管制機関に送信したと公表した。 これを受け、一部の管制塔から飛行中の航空機に対し、無線で発射情報が伝えられたという。航空局は航空機の運航への影響は確認されていないとしているが、「北朝鮮情勢が緊迫している中、航空機の運航を混乱させるミスをしてしまい申し訳ない。再発防止に努める」としている。 航空局によると、同センターは全国の管制機関を結ぶシステム内に、事前に「発射情報」を登録し、発射時には速やかに情報提供できるよう準備していた。 しかし、11日午後5時頃、職員が誤って送信ボタンを押してしまった。同センターは4分後に取り消したが、送信を受けた一部の管制塔では航空機に無線で注意を促してしまっていたという。
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