2006年11月29日のブックマーク (3件)

  • ほぼ日刊イトイ新聞 -「日常のデザイン」佐藤卓展 第2会場

    「他人のためや、 他社のために デザインをやること」 というのは、 「自分のために なにかをつくること」と ずいぶん、ちがうのでしょうね。 デザインは、 「自分のやりたいこと」 をやる仕事ではないですから、 それがいいのかもしれません。 たとえば、 の装丁をさせていただくなら、 「作家のファンのかたにとっては どういうであればうれしいのか」 「作家のかたが どういうにしたい、 と思っているのか」 「編集者のかたが どういうだったら うれしいと思うか」 それが、いちいち、気になります。 満足していただけただろうか……と。 それぞれのイメージのために すこしでも力になれたらうれしい という気持ちで、 仕事をしているわけです。 大学に入学する前、 デッサンの勉強を しているときに思いました。 昨日のつづきの デッサンをするのですけど、 日によって、湿度がちがいますよね。 湿度がちがうと、

  • 人に向かって自意識過剰だなと思ったことはあるが言ったことはないように思う - finalventの日記

    単純に言うと、他者に向かって、おまえは自意識過剰だと、言えるほどの自意識をもってないというか。 というか、書かれた自意識というのは、言うまでもないことだが、読まれうる視線のなかの総合として出てくる。だから、書かれたものがそのまま自意識であるということは前提としてありえないのだが、そのあたりをふつうに理解している人は少ないかと思う←こういう感想が自意識過剰に見えるのでしょうけど。 いわゆる作家というのは、社会システムを介して、読まれうる視線を了解し、その了解を社会責務とし、さらに労働の対価としている存在。 それでも、職業作家でもどう読まれるかでその自意識には大きなプレッシャーがあり、簡単にいえば、ふつうの人はそこで潰れるようにできている。そこで生き残る職業作家の自意識というのはもう運命というか不幸としかいいえないものであり、その必然性だけが社会的に是認されるものだろう。作家に必要なのは才能で

    人に向かって自意識過剰だなと思ったことはあるが言ったことはないように思う - finalventの日記
    maesan
    maesan 2006/11/29
    いわゆる作家というのは、社会システムを介して、読まれうる視線を了解し、その了解を社会責務とし、さらに労働の対価としている存在。それでも、職業作家でもどう読まれるかでその自意識には大きなプレッシャーが…
  • Q バガボンド。佐々木小次郎が耳が聞こえないという設定の理由を答えよ - 説明セリフ在庫処分

    A バガボンドの最大の見せ所は、武人・剣豪としての成長過程を、肉体的な鍛錬による技術(技をどんどん習得するような)の向上過程を描くのではなく、心の成長、つまりメンタル面における移り変わりをこれまでの武士マンガにはない深さとスケールで描いている点にある。 バガボンド(24)(モーニングKC) 作者: 井上雄彦,吉川英治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (106件) を見るもちろん、これまでの武士マンガにも心の描写が必須であり描かれてきているわけだが、極めて重点的に描いている点こそがこのマンガのオリジナリティーであり魅力でもあると同時に、作者である井上先生のコンセプトでもある。井上先生は、このメンタル面の変化を剣の強さに結びつけ敵を倒していく事で、心の成長=武士としての成長として描いている。 さて、

    Q バガボンド。佐々木小次郎が耳が聞こえないという設定の理由を答えよ - 説明セリフ在庫処分
    maesan
    maesan 2006/11/29
    健常者の場合、心の成長の障害となるのは、耳や眼から入ってくる「雑念」という外的要因による場合が多い。耳が聞こえないという設定は、この雑念を挟まない人格。つまり雑念を持たないキャラクターを設定するため.