会社に「権利行使」をする女性非正規たち コロナ禍により、非正規の雇い止めや派遣切りが拡大している。4月から3ヶ月の有期雇用の契約を締結・更新した労働者が6月末で不更新となるケースが多いとみられ、厚労省によれば、5月25日から6月19日までの1ヶ月弱の集計で、非正規の解雇や雇い止めの相談は約8000人に達し、6月中には1万人に達する勢いだ。 こうした中、個人加盟の労働組合・総合サポートユニオンによれば、コロナ関連の労働相談において、会社に対して権利を行使するまでに至る労働者には、女性の労働者が多い傾向があるという。同組合では、コロナ禍で組合に加入した新規組合員のうち女性は7割にのぼる。そのほとんどが非正規雇用だ。 なぜ彼女たちは立ち上がったのだろうか。本記事ではその理由を考察しながら、実際に組合でたたかっている女性の背景を紹介していきたい。 女性非正規たちが立ち上がる背景とは 非正規雇用には
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