香港(CNN) 中国の世帯では富裕層を中心に、違法性が疑われる「灰色収入」が総額6兆2000億元(約100兆円)に達し、結果として富裕層と貧困層の収入格差が20倍を超えているとの調査結果を、同国のシンクタンク「経済体制改革研究会」(CSER)が発表した。 CSERは中国18省の都市部に住む5344世帯の収入を調査し、23日に結果を報告した。それによると、わいろや贈り物、未申告の報酬などを含む灰色収入の総額は、国内総生産(GDP)の約12%に相当することが明らかになった。 調査をまとめた研究者は、「高収入の世帯になるほど灰色収入も多い」と指摘する。 その結果、上位10%の世帯の収入は下位10%の約21倍に上っていることが分かった。これは国家統計局が発表した8.6倍という数字を大きく上回る。同研究者は「中国は世界で最も経済格差の大きい国のひとつとして、危険な領域に入っている」と懸念を示し
福井県内の企業で働く外国人技能実習生の失踪が、今年に入って激増している。背景には、なくならない賃金未払い問題に加え、急激な円安で「稼げる額」が目減りし、より高い収入を求める意識が働く現状があるようだ。一方、県内で今年、逃げたベトナム人実習生による窃盗事件が発生。行き詰まった失踪者が犯罪に手を染める危険性は高く、治安にも影響をみせている。 ■既に25人増 県警公安課によると2012年末現在、県内では中国やベトナム、インドネシアなどから2992人の実習生を受け入れている。失踪者数は11年が18人、12年が29人だったのに対し、今年は9月24日時点で54人と大幅に増えている。 実習生の労働環境をめぐっては、10年7月に改善を図るため制度が改正された。滞在3年間を通して実習生の身分となり、最低賃金が保障されるようになった。以前は最初の1年間は研修生で、この間は最低賃金をはるかに下回る収入しか
24日午前9時30分頃、北海道函館市女那川町の林道脇の沢で、ヤマブドウを採りに訪れていた近くの無職山本忠勝さん(62)が、ヒグマの親子2頭に遭遇し、親グマ(体長約1・5メートル)に後頭部をかまれたり、右肩や右足を爪でひっかかれたりした。 山本さんはヤマブドウを採るために持参していたアルミ製の枝切りばさみ(長さ約1・5メートル)で応戦して追い払った。山本さんは入院したが、数日で退院する見込みという。 函館中央署の発表によると、山本さんは一人で入山。沢でキノコを見つけ、採ろうとしてかがんだところ、うなり声が聞こえた。振り返ると、約15メートル先にヒグマ2頭がいて近寄ってきた。山本さんがしゃがんで身を縮めていると親グマが襲ってきた。山本さんが枝切りばさみで親グマの腹を何度か突いたところ、2頭とも立ち去ったという。
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