成長著しい人気のフリマアプリ「メルカリ」は、サービス開始より一貫して「実体のない物」の出品を禁止しており、その禁止物品の代表が「ゲームアカウント」でした。 しかし、ちょうど日本国内で「ポケモンGO」がリリースされ、ポケモンGOアカウントの取引が活発になった頃、気が付けばメルカリは、ゲームアカウントを含めた「電子データ類」の売買を認める利用規約の解釈変更を実施していました。 ポケモンGOの爆発的人気は、メルカリ運営にも大きな利益をもたらしたはずです。 このメルカリの電子データ類の出品解禁に関連する話題を書きます。 ※文中に出てくる「RMT」は「リアルマネートレード」のことで、簡単に言うと、ゲームデータを現実世界の通貨で売買する行為全般のこと、です。 目次 1. メルカリ、ひっそりと電子データの売買を容認2. 利用規約の「解釈変更」3. 「運営が規約で禁止しているのにどうして売買を容認するのか