タイ中部の沖合で、タイ海軍の艦艇が沈没し、31人の行方が分からなくなっています。当時、現場の海域は高波で荒れていたということで、海軍が救助活動を行っています。 タイ海軍によりますと、タイ中部の沖合を航行していた、海軍の艦艇「スコータイ」が、日本時間の19日午前1時半ごろ沈没したということです。 海軍によりますと、これまでに乗組員106人のうち、75人は救出されましたが、31人の行方が分からなくなっているということです。 現場で撮影された映像では、大きく傾いた艦艇の上で、救命胴衣をつけた乗組員が救助を待つ様子がわかります。 艦艇は、このあと沈没したとみられます。 当時、現場の海域は強風と高波で荒れていて、海軍は、浸水によって船を制御するための電気系統が故障し、沈没した可能性があるとしています。 海軍は、現場にヘリコプターなどを派遣し、救助活動を行っていますが、荒れた状態が続いていて、難航して