コロンビア警察のヘンリー・サナブリア長官(2022年8月19日撮影)。(c)DANIEL MUNOZ / AFP 【4月13日 AFP】コロンビア政府は12日、ヘンリー・サナブリア(Henry Sanabria)警察長官を更迭した。同氏は先月、麻薬王や犯罪者との戦いにおいて、悪魔払いと祈りを活用していると発言し、物議を醸していた。 敬虔(けいけん)なカトリック教徒のサナブリア氏は、人工妊娠中絶やコンドームの使用に反対する姿勢も示していた。コロンビアはカトリック教徒が多数を占めるが、世俗主義で、中絶は合法とされている。 グスタボ・ペトロ(Gustavo Petro)大統領はツイッター(Twitter)に、「ヘンリー・サナブリア長官の(コロンビア警察への)貢献に感謝する」と投稿したが、更迭の理由には言及しなかった。 匿名を条件に現地メディアの取材に応じた警察職員は、サナブリア氏は修養会に参加す