政治ネタは荒れますね。 本来は、政治的な話題であるよりは、単に「言葉」をめぐる解釈の問題だと思うのですが、論争に参加している人々のうちには、どうしても、この話題を党派的な争いに関連づけて考える人々がいるわけで、そういう人の目には、「あいつは、あっち派なのか」というふうに映ってしまう。やっかいなことです。 もうひとつ、場が荒れた原因のひとつには、この種のお話(つまり、女性の権益みたいな問題をはらんだ事柄)について問題を提起する人々の口調が、どうしてなのかいつも高飛車であることがあずかっていると思います。 どういうことなのかというと、フェミ関連の話題は、必ずや「あなたたちは気づいていないでしょうけど、その言い方は差別なのですよ」式の、過度に啓蒙的(つまり、「無神経でアタマの悪いオッサンにものを教えるトーンで語られる」ということ)な口調で語られる、ということです。と、いきおい、教え諭される形で説