私自身、割と昔から紅白が好きで、毎年実況しながら見るのを楽しみにしていたのですが、今年は歴史の大きな転換点と言えるような回でした。 紅白が好きと言っても一昔前は「演歌歌手の後ろでハッピを来たウルトラマンが合いの手をしているのがシュール」みたいな感じで、珍妙な全世代織り交ぜのコラボ感とやたら舞台・演奏は豪華でガチというガラパゴスの珍獣的な目線で楽しんでおりました。 そして近年、そんな紅白も妙に洗練されてきて、新旧世代のバランスも徐々に見やすく(つまり私が老いたということでは)、演出も珍妙なものは少なくなってきて、紅白ウォッチャーとしては「なんだか普通の音楽番組になってしまってむしろつまらない」と感じる昨今だったのですが、今年の紅白はすごかった。 演歌歌手がいて、ポップ歌手、ロックバンドがいて、そしてアイドルがいるというカテゴリの中でまさしく「アイドル」が完全に主役メインストリームになった紅白
![2023年紅白歌合戦の「アイドル」がすごすぎた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/48551509a120d80552dbbbe7d9810e7de85fd057/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmaharada.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F01%2F23acf664c2ccceeacbb31289b403880e.png)