明日から,平成23年度新司法試験が実施されます。 思い出話 初日(択一式試験) 去年私が受験したときから約1年が経ったことになりますが,今でもかなりよく覚えています。 初日の択一式試験では,まず,民事系の商法が非常に難しかったです。当時,TKCの択一模試について,「あれは難しすぎる」という評判が一般的でしたけれども,本試験の商法の難易度を受けて,「ある意味TKCの模試は的中した」などと受験仲間で苦笑いしたものです。確か,商法は半分くらいしかよく分からず,しかも,会社法の会計や組織再編に関する問題は,ほとんど何も分からない状態で鉛筆を転がしながらマークをしていたような状況でした。個人的には,過去問はすべての肢を何度も解き直し,単にそれらの肢を丸暗記するだけではなく,逐一条文に当たり,関連条文も相当程度押さえながら復習を進めていました。このように,過去問を基軸として,条文を丁寧に読み込むという