日弁連は3日、2010年の新司法試験に合格した司法修習生のうち過去最多の43%が、7月時点で「就職先が未定」と回答したとする調査結果を公表した。 調査は日弁連が修習生に対しメールを送るなどの方法で3月から毎月実施。7月の調査では、2022人の修習生のうち913人(45%)が回答した。 同様の調査は4年前から実施しており、7月時点の未定率は8%、17%、24%、35%と年々悪化していた。 【関連記事】 成年後見人の弁護士逮捕=1500万円横領容疑 給費制存廃、8月末に結論=法曹養成フォーラムが初会合 法曹養成フォーラム設置=司法試験改革を検討 【特集】取り調べ可視化の行方〜刑事司法に変革のうねり 【特集】裁判員制度〜刑事事件審理に国民参加