法科大学院問題やその他の法律問題,資格,時事問題などについて日々つぶやいています。かなりの辛口ブログです。 法科大学院制度が,全体として挫折又はその重大な危機にあるということはもはや異論の余地がないと思いますが,個別の法科大学院を見ていくと,その中でも「勝ち組」と「負け組」がはっきりと分かれてきているように思われます。 旧試験時代から司法試験の合格実績などろくに無かった大学が概ね「負け組」に属しているのは言うまでもありませんが,旧試験時代から多くの司法試験合格者を輩出してきた名門校の中でも,明らかな「勝ち組」と「負け組」の差が生じてきているような気がしているのです。 この記事では,そのような名門校のうち,「負け組」の代表格として早稲田大学法科大学院を,「勝ち組」の代表格として一橋大学法科大学院を取り上げます。 ○ 早稲田大学法科大学院 早稲田大学大学院法務研究科(早稲田大学法科大学院)は,
![理念に潰されて「負ける」ロー,理念などかなぐり捨てて「勝つ」ロー - 黒猫のつぶやき](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)