DOMツリーの構造 前回(「第1回 必要なのはJ2SEとXMLパーサ」)では、DOMとSAXの概要および環境の準備について簡単に解説しました。いよいよ今回からその詳細に挑戦してみましょう。今回は、DOMのオブジェクトモデルの概要に触れたうえで、そのプログラミングの基礎について取り上げてみることにします。 DOMはXML文書をオブジェクトのツリーに見立てるのだ、というのが前回の説明でした。前回のツリーの例は説明のために少し簡略化したもので、実際はもう少し複雑です。今回は実際のXML文書の例をとりあげてみましょう。 今回のXML文書のサンプルをリスト1に、それをDOMツリーとして表現したものを図1に示します。 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <profile id="M-IO-000000" date="20000101"> <name> <fir
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