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2012年4月14日のブックマーク (3件)

  • 僕が居場所という概念に関心を持ち,居場所の研究を始めた理由と,辞めた理由(超長文注意) - 諏訪耕平の研究メモ

    僕はこのブログでちょくちょく「居場所」についての文章を書いてきました。それにはそれなりの反応をいただきましたが,なかなか僕が思う場所という概念の意味は共有しきれないという思いも同時に抱いてきました。以下の文章は,そんな思いから,僕が現在参加させていただいている大学のゼミでの発表用に書いたものです。僕が6年間という時間を捧げてきた居場所に関する研究の現時点での結論がここには書かれています。良かったらご一読ください。 (固有名詞については極力匿名にしてありますが,文章の流れ上難しい箇所がありました。そこは少し読みづらくなているかもしれません。ご了承ください。) ――――― このゼミでの3回目の発表です。僕のように外部の人間に発表の場を与えてくださるO先生には感謝の念に堪えません。既にお話しさせていただいた通り,僕は現在業績を上げないと生きていけないというような切迫した状況にはないため(2011

    僕が居場所という概念に関心を持ち,居場所の研究を始めた理由と,辞めた理由(超長文注意) - 諏訪耕平の研究メモ
  • 師は詐欺師の師 : 404 Blog Not Found

    2011年09月03日07:30 カテゴリArt 師は詐欺師の師 ふむ。 学ぶ力 (内田樹の研究室) 第一に、「自分は学ばなければならない」という己の無知についての痛切な自覚があること。 ハァ? 第二に、「あ、この人が私の師だ」と直感できること。 第三に、その「師」を教える気にさせるひろびろとした開放性。 この三つの条件をひとことで言い表すと、「わたしは学びたいのです。先生、どうか教えてください」 あきれた。師は師でも詐欺師というやつだろ、これは。 具体例を挙げて説明しよう。 あなたは、誰に教わって自転車に乗れるようになりましたか? あなたは、誰かに自転車の乗り方を教えたことがありますか? そうだとして、彼/女が自転車に乗れるようになったのはあなたのおかげですか? 私は年齢が一桁の頃の記憶はまるでなくて(いや、あるのかも知れないけど思い出し方を知らない。思い出し方を教えていただかなくても結

    師は詐欺師の師 : 404 Blog Not Found
  • 「みんなのために頑張っている人」が泣かないで済むような集団を。 - 諏訪耕平の研究メモ

    僕が居場所の問題に関心を持ち始めたのは、自分自身の大学でのサークルの経験からだった。僕はそこで,「なんで自分はみんなに認めてもらえないんだろう」という不満と日々戦っていた。そんな自分自身の経験を理解したくて,僕はサークルの友人や後輩たちに面接をさせてもらった。 10人ぐらい面接して,なんとなく「あ,これかな」と思って,でもなかなかそれが言語化できなくて,逐語録化してあーでもないこーでもないと分析しているうちに,「パフォーマンスとメンテナンス」という考え方に思い至った。 この考え方自体は三隅二不二という人が1966年に提唱したもので,要するに集団にはパフォーマンス行動とメンテナンス行動という,おおざっぱに分けると2種類の行動があって,リーダーは両方持ってる人がいいよねというもの。 パフォーマンスってのはその集団の目的に沿った行動みたいなもので,野球部だったら野球,サッカー部だったらサッカー

    「みんなのために頑張っている人」が泣かないで済むような集団を。 - 諏訪耕平の研究メモ