子供のころの鉄道の思い出、国鉄当時の仕事の内容やできごと、さらには国鉄退職後の鉄分補給状況のほか、 まったく鉄道とは関係ない自分の趣味の紹介などを、手持ちの写真や資料、鉄道模型を使って、徒然なるままに綴っております。 このたびの能登半島地震により、被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。 私が列車掛だった昭和50年代中期、東海道本線の高速貨物列車は運転速度が時速100km(高速貨A)の10000系の列車が2往復のほかは、時速95㎞(高速貨B)のコキ50000系と時速85km(直行貨)のコキ5500やワキ5000が主流でした。高速貨Aの緩急車にはコキフ10000とレムフ10000が限定で使用されました。高速貨Bにはコキフ50000が、直行貨にはヨ(2000を除く)が用いられました。 もともと絶対数の少ない10000系の高速貨Aの