ネット憎悪「Hagex事件」の深層 「おいネット弁慶を卒業したぞ」。人気ブロガー「Hagex」(ハゲックス)さんを刃物で刺殺した男は犯行後、ネットにこう書き残したという。「低能先生」などと揶揄され、ネット上でのやりとりに逆恨みした末の事件だった。ネット憎悪がリアル殺人を引き起こす現代社会の病理に迫る。
実家近くの床屋で友人Fと会った。Fは今年で45才、新卒で入った会社、確か教材を取り扱っている出版社だったと思うが、そこでの激務で心身を壊し、入社初年度で退職、以来20年ほど実家に引きこもっていた。その20年間、彼が何をしていたのか僕はほとんど知らない。そんなFと久々に再会したのは昨年の夏で、社会復帰に向けてチャレンジしようとしている彼を僕は応援していた。一方的な想い込みかもしれないが、彼とは特別な関係だと思っている。小中高と同じ学校に通っていたが同じクラスになったことは一度もない。高校3年の秋の幾日かの放課後、音楽室にあったピアノで連弾をして遊んだだけだが、その、「くるみ割り人形」を弾いた時間は、受験ムードに息苦しさを覚えていた僕の気持ちを軽くしてくれた特別なものだ。 僕の記憶によれば、Fは昨年末にアルバイトを始めていたのだが、状況は変わっていた。「4月から正社員として働いている」床屋の順
※【記録する者たち】は準タグです。この言葉で検索すると類似テーマが出るようにしています。 オウム教祖や幹部の処刑で、過去の「朝まで生テレビ!」のyoutubeが話題です 自分はこの放送も、内容も覚えている。そもそも朝生はやはり80年代末〜90年代半ばが全盛期であって、それ以降は当時の熱量を保っているわけではない。ただしもちろん、時代時代の重要な論点や風潮、空気感などは自ずから蓄積されている。 ただ、このyoutubeも、ずっとここでこうやって見られるわけではないのだろうね。 そして、一般の人も、専門的にいろいろなことを研究している専門家も、見たいと思った過去の「朝まで生テレビ」を公的に見る手段は、おそらく全く無いはずだ。 そのことに関し、再度注目していただきたいと思って、過去のツイートのツリーを紹介する。 オウム教祖・幹部らの死刑執行で、彼らが出演した「朝まで生テレビ」が再度注目を浴びたh
6月の頭、私は台湾にある90坪のギャラリーで個展を開催した。そのギャラリーは、「きゃりーぱみゅぱみゅ展」とか「蜷川実花展」などをしたことがあるような広いところだ。 私は、何か受賞歴のあるアーティストでもなければ、著名でもない。ただ、限りなく無職に近いクリエイターであり、それは何者でもない普通の人ということだ。でも、住んでいる町も国も飛ばして、なぜか2247キロメートル離れている台湾で展示、それも個展をすることになった。「個展」というのは、一人で展示をすること……。知っていますか。一人で展示をすることを個展というのです。「一人」というのは、他に誰もいないということです。 台湾のギャラリーで、90坪もある場所で、一人で展示。つまり個展を9日間、9日間というのは24時間が9回あるということ。実際は11時から18時までなので7時間。だから7時間が9回ということで、それを台湾で、90坪のギャラリーで
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