取材、執筆: 小野 洋平(やじろべえ) あなたが、その街に住んでる理由は何ですか? 商店街の雰囲気がいい。すてきなカフェがある。交通アクセスがいい……。きっと、住む人それぞれに“街の好きなところ”があるはず。今回は船橋を舞台にした小説『きらきら眼鏡』の作者、森沢明夫さんに「西船橋」の魅力を教えてもらいました。 西船橋……千葉県船橋市西部の街。通称「西船(にしふな)」。JR総武線・武蔵野線・京葉線、東京メトロ東西線、東葉高速鉄道が乗り入れる「西船橋駅」と京成本線「京成西船駅」の4社6路線が利用でき、東京駅・大手町駅にもダイレクトアクセスが可能。また、JR総武線と東京メトロ東西線では、始発列車が運行しており、通勤・通学に便利なため多くのファミリー・単身者が住む。 ◆◆◆ 「僕の生まれ育った西船は、交通や買い物の利便性が高いのに自然を身近に感じられます。この“都会過ぎず田舎過ぎない”街の適度なバ