中原街道、江戸城桜田門から歩き出した日の後半になります。 西五反田から旧道に入り、先へ進みます。 中原街道足あと地図(桜田門~川崎の中原) 上の地図では青色の経路途中、黄色のマークポイントからです。 残っている旧道に入ると途端に周囲の雰囲気が変わります。 道は細く、古くからの住宅地が続きます 古い道すじに入ると、古くからのものが多く残されていることに気づきます。 ここは品川区荏原1丁目。 解説板を 品川区指定有形民俗文化財 旧中原街道供養塔群(一) 本供養塔群は、かつては現在地の北方約一〇㍍の辻にあったが、昭和三十八年の区画整理の際、ここに移されてきた。 四基の供養塔のうち中央の大きい石造地蔵菩薩は、総高一・九㍍に及ぶ。造立年代はわからないが、台石に刻まれている十七の村名や型態からみて江戸時代中期と考えられる。向かって右の地蔵菩薩は延享三年(一七四六)寒念仏供養のためのもの、左手奥の馬頭観