水上はるこさんによる書き下ろし原稿でお送りしている「最低で最高のロックンロール・ライフ」。本連載も第5回を迎えました。『ミュージック・ライフ』世代の方に向け、主に70〜80年代──編集部/編集長〜フリーランス時代に「じかにその目で見た」「経験した」記憶・体験をお書きいただいているこの連載、今回取り上げるのはキング・クリムゾン時代に知り合い、公私ともに親交のあったジョン・ウェットンです。 ジョン・ウェットンは1949年生まれの英国人ベーシスト/ヴォーカリスト。プロのミュージシャンとしてデビュー後間も無くキング・クリムゾンに加入。その後のUK、エイジアでの活動が特に有名ですが、セッション・ミュージシャンとしての活動も多岐にわたり、日本には何度も訪れています。しかし2017年1月、67歳で惜しまれつつ他界しました。 水上さんとジョン・ウェットンとは、『ミュージック・ライフ』編集長〜『jam』編集