緊急事態宣言が続き、どこにも出かけられない時期が続くと、家の周りをちょっと散歩…ということが増えてくる。太宰治賞受賞の『空芯手帳』(筑摩書房刊)でデビューした作家の八木詠美さんもその一人だ。 近所を散歩する中で、八木さんが気になった「表札」にまつわる、あることとはー 散歩途中で目に入る表札 よくある話だけれども、新型コロナウイルスが流行するこの一年で、今まで以上に近所を散歩することが増えた。東京の西の方の、小さな住宅地を歩く。 これもよくある話だけれども、こんな家々が近くにあったのかという発見が毎日ある。建物の右半分が明らかに傾き始めている家、ひび割れたミッキーマウスの置物が地獄の門番のように佇む家、黄色いふわふわのモッコウバラの妖精が棲みつく家。 これはよくある話なのかはわからないけれど、次第に家よりも表札が目に入るようになった。多くは苗字だけだ。山田とか鈴木とか田中とか。それが二つ並ん
インタビューに答える日本オリンピック委員会の山下泰裕会長=東京都新宿区で2021年5月21日、宮間俊樹撮影 東京オリンピックは7月23日の開幕まで2カ月を切っても、新型コロナウイルスの感染拡大で開催への理解を得られていない。大会出場を目指す選手たちには、戸惑いが広がっている。1980年のモスクワ五輪のボイコットを経験した日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は「コロナ禍によって分断された世界が一つになれる機会」と、東京大会の意義を訴える。【聞き手・浅妻博之】 東京オリンピック・パラリンピック開催に対する支持率が上がっていないのは、安全面に多くの日本国民が不安を持っているからだと感じている。国民の安全を守ることを大前提に、大会の準備を進めているものの、そのことを伝えきれていないのが一番の理由だと思う。 新型コロナの世界的な感染拡大で東京大会の延期は2020年3月に決まった。追加経費が
気象状況 昭和61年8月1日にルソン島の東で発生した台風10号は、南西諸島東海上を北東に進み、8月4日午前9時には室戸岬南方付近に達し、毎時55kmの速い速度でさらに北東に進み、4日午後9時に石廊崎の南で温帯低気圧に変わったものの、勢力を維持しながら房総半島ををかすめ、6日午前9時に仙台湾沖に達しました。 宮城県では、台風の北上に伴い4日8時頃から雨が降り始め、台風前面の雲に吹き込む東風により海上から大量の水分が補給されたことから雨は5日の午後まで降り続き、仙台での降り始めからの雨量は400mmを超えました。 降雨の状況 台風10号による各地の連続雨量は太平洋沿岸部を中心にして、300mmを超え、特に仙台市以南地区は400mmを超えました。 仙台市における連続雨量402mmは、昭和23年9月のアイオン台風時の351mmを上回り、明治21年観測開始以来の過去最大となり、過去のデータから推測す
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