日本住宅公団阿佐ヶ谷住宅あさがやじゅうたく 東京都杉並区成田東 公団分譲住宅 昭和33年入居開始 1 2 » 全戸分譲の団地です。公団内部資料には「阿佐ヶ谷団地」と表記され、募集パンフレットには「阿佐ヶ谷分譲住宅」と表記されるなど呼び方がはっきりしていませんでしたが、入居開始後、住民により「阿佐ヶ谷住宅」が正式名称となりました。 総戸数350戸のうち、2階建てテラスハウスが232戸(三角屋根174戸、公団標準型58戸)を占めており、阿佐ヶ谷の低層住宅地の中に溶け込んでいました。配棟設計は、公団東京支所のエースであり赤羽台団地や高根台団地を手掛けた津端修一で、コモンと呼ばれる緑地帯が配置されました。阿佐ヶ谷住宅を特徴付ける三角屋根のテラスハウスは前川國男の設計で、米軍ハウスのような外観でした。公団史のみならず建築史にも名を残す存在でしたが、平成25年に解体され、分譲マンション(プラウドシティ