このハザードマップは多田正見前区長の下で改定されたもので、この言葉は前区長ご本人の発案だと聞いています。もともと、2018年発行の江東5区(江戸川区、墨田区、江東区、足立区、葛飾区)が共同で作成したハザードマップに「あなたの住まいや区内に居続けることはできません」という文言があり、これをよりわかりやすく伝えようということで現在の表現になったそうです。 基本的に、私たち行政が発信する言葉ってつまらないですよね(笑)。文書でもチラシでも、皆さんの目を引くようなインパクトのある言葉を使うことはほとんどありません。でも、どんなに一生懸命パンフレットをつくっても、見てもらえなかったら存在しないのと同じ。だからこそ前区長はあえて強烈なフレーズを採用したのだろうと思います。 「自分の区にいちゃダメって何だ」批判的な意見がほとんどだった 私は、このハザードマップが発行された月に区長に就任しました。全戸への