朝方のクラブで最近耳にすることが増えた「夜を使いはたして feat. PUNPEE」。 胸の奥がざわざわするようなノスタルジックなこの楽曲を手がけたのは、 平成生まれのトラックメーカー、STUTSさん。 音楽の原体験から曲の誕生秘話、今後の展望まで、気になるあれこれをインタビューしました。 まずはSTUTSさんの音楽ルーツを紐解いていきたいんですが、最初に買ったCDは何ですか? 小6の頃に買ったCHEMISTRYのファーストアルバム(『The Way We Are』)です。最初はシングル曲目当てで買ったんですけど、アルバムに「BROTHERHOOD」というDABOさんをフィーチャリングした曲があって、そこで初めてラップというものを聞いたんです。「なんだろうな、この音楽は」っていう感じですごく気になって、ずっとその曲ばかりリピートしてました。 それがヒップホップへの目覚めにもなるんですか?