sponsored links 安藤忠雄が「安藤忠雄」となるまで 安藤忠雄は1941年、兵庫県鳴尾浜に住む貿易商の家に生まれる。しかし、生まれてすぐに母方の祖父母の家に引き取られ、幼少期は大阪市旭区にある祖父母の家で過ごす。 小学校に入ると祖父が他界し、祖母と二人きりの生活を送る。小学生の安藤忠雄は喧嘩っ早く、「安藤の喧嘩大将」と呼ばれていた。 中学校に入学した安藤忠雄は近所の木工所に興味を持ち始める。毎日のように近所の木工所に入り浸っていた安藤忠雄は、自宅を増築する際にも大工さんのそばを離れず、大工の仕事を無理やり手伝っていた。 工業高校に進学した安藤忠雄は双子の弟の真似でボクシングを始める。めきめきと頭角を現し、高校2年生になったときにはプロボクサーのライセンスも所得している。 (このとき安藤忠雄はタイへの遠征試合で初めて海外を経験する。) しかし、当時のボクシング界のスター、ファイテ