sponsored links 安藤忠雄はもともと一つのことが長続きする人間ではなかった、若いうちは自分に合わないと思うとすぐに仕事をやめて多くの仕事を渡り歩いた(これも素直さが原因なのだが)しかし、建築家という道を選んだあとは今に至るまでの40年以上その道をひた走っている。それほど建築という仕事は安藤忠雄にとってやりがいが大きく、この建築家という仕事を選んだことが安藤忠雄の人生において大きな意味を持つ。これはサラリーマンが同じ会社で40年間働くのとはわけが違う。多くのサラリーマンは就職する際に一つの会社を半ば無理やりに選ばされて、その後の40年間は自分が本当は何をやりたいのかもわからぬまま働かされ続ける。一方で安藤忠雄は様々な経験をした上で、建築がいいという思いから建築家の道を選んだ。そのようにして選んだ道には迷いがない。そして、自発的に選んだものだからこその圧倒的な好奇心が備わっている