近頃、24時間無料開放のセルフ図書館-公共街書房が浙江省などの地域で静かなブームとなっています。これらの図書館の大多数が24時間開放され、館員が存在しないセルフ式となっており、昼夜を問わず貸し出しサービスを提供しています。 中国国内における24時間型公共街書房の先がけは、2014年浙江省温州に設立されました。2016年暮れまでに、温州では同様の街書房がすでに25館ほど運営されています。そして、杭州・揚州や上海の一部の地域でも、これら街書房が順次設立されています。
「そろそろ電子出版の配信点数と、電子出版の売上高が比例するのではないか?」という仮説を出版社別・ジャンル別に検証、出版ニュース2017年3月上旬号に寄稿しました。以下、掲載時のまま、常体文章です。 出版科学研究所による毎年恒例の出版物発行・販売概況が『出版月報』2017年1月号に掲載された。2016年における紙の出版物推定販売金額は前年比3.4%減の1兆4709億円(511億円減)、書籍が0.7%減の7370億円(49億円減)に対し、雑誌は5.9%減の7339億円(462億円減)。書籍と雑誌の販売額は、41年ぶりに逆転した。 そのいっぽう、電子出版市場は高成長を維持している。27.1%増の1909億円(407億円増)。市場占有率は11.5%まで拡大した。ただし、2014年から2015年にかけては31.3%増(358億円増)、2016年上半期は28.9%増であり、金額はともかく、成長率は少し
2017年3月23日、ドイツの市場調査会社GfKが、インターネットユーザーに対して行った読書調査の結果を発表していました。 17か国(英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・ロシア・カナダ・米国・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・中国・日本・韓国・オーストラリア)を対象に実施されたもので、調査結果の概要によると、インターネットユーザーの多数(59%)が、毎日もしくは少なくとも週1回は読書をしているという結果が得られたとのことです。 国別では、中国70%、ロシア59%、スペイン57%の順で読書をすると回答した割合が多く、また、低所得世帯(24%)より高所得世帯(35%)が、男性(27%)より女性(32%)が読書をする傾向が高いという結果が紹介されています。 また、読書をしないと回答したインターネットユーザーの割合が最も高かった国はオランダと韓国(16%)で、ベルギー(
■デジタル化の余裕ない館も 著作権の保護期間が切れ、「パブリックドメイン」(PD)となった作品の画像は、原則自由に使えるものだ。だが、展覧会などの広報目的以外では、日本の美術館は画像の貸し出しに慎重な姿勢を取っている。 米メトロポリタン美術館が37万5千点のPD画像を自由に使えるようにしたこと…
フィギュアスケート 2023 - 2024シーズンをニュースや写真、コラムで網羅 デジタル特集「Deep Edge」
森友学園と南スーダンPKO日報問題の共通点は、間違いなく1年未満保存という行政文書の存在。1年未満保存という存在をどうコントロールするかは、正直とても難しい問題だと思う。 情報公開クリアリングハウスでは、意見書を4月12日付で出し、1年未満保存文書の原則廃止などを提案している。しかし、1年未満保存文書を原則廃止はとてつもなく高いハードルであるのは間違いない。そこで、意見書では原則廃止だけでなく 行政文書の定義の見直し(作成した文書を個人メモとしにくいものにする) →文書の作成義務を行政文書の作成義務にする →行政文書の作成義務の趣旨に照らした行政文書の保存義務を規定する →行政文書の保存義務に沿った行政文書ファイルの作成にする という、法の抜け穴となっている部分を丁寧に埋めるようなものを提案している。公文書管理法の趣旨を徹底し、制度としての信頼性をどう確保するのかが重要だと考えたからだ。ち
ギャラリストが自らの名をそのままギャラリーの名にかぶせるというのは「ここは私の感性と審美眼を通してアートを発信するギャラリーです」という一つのサインだ。 ニューヨークのローワー・イーストサイドにある「カティンカ・タバカル・ギャラリー」もその一つ。無名作家による「初の個展」を多く手がけ、メディアへ露出させ認知度をあげるその手腕に定評がある。いわばやり手のギャラリストだ。しかし、その手腕のさらに奥にあったのは「アーティストのために、リスクを負っても信じたものを展示する」、ギャラリストの真髄だった。 「リスクの高いアーティスト」の展示ばかり行うギャラリー 大小無数のギャラリーがひしめくマンハッタンのローワー・イーストサイド(以下、LES)。同じマンハッタン内のアート地区、チェルシーやミートパッキングに比べると、一般的に、LESは実験的で個性的なギャラリーが多いと言われいる。「Catinca Ta
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く