井波太子伝絵解きフォーラムが二十三日、南砺市の井波別院瑞泉寺の太子堂であり、名古屋大人類文化遺産テクスト学研究センターが暗部も高精細でよみがえらせた十四世紀の作とされる寺宝・聖徳太子絵伝の複製画が初公開された。 絵伝は、太子の生涯を描いた八幅の掛け軸で、鎌倉時代末から南北朝時代の間の作とされる。文化財保護法施行前の国の重要美術品で、寺では肉筆の写しを使い、毎年七月の太子伝会で絵解きを続けている。
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