前回の続きです。 はじめての方は、前回をご参照ください。 前回、この文字が「はじ」(土師)と読めることを指摘し、状況証拠から集めていきましたが、 フォロワーさんから、より興味深い情報が寄せられました。 巫俊(ふしゅん) @fushunia 今回、赤外線写真で確認された平城宮式部省木簡の「破斯清道」(はじのきよみち)は、正倉院文書に出てくる「土師浄道」(はじのきよみち)の17年後の姿の可能性が高まってきました。その正体はペルシャ人では無かったようですが、普通の下級官吏のその後の人生が分かる大事な「発見」になりますね。 2016-10-17 12:28:49