ScanSnapで読み取ったデータは、PDFのほか、JPEGなどで保存することができる。Microsoft Office文書に変換することも可能だ。複数ページに渡る文書なら、PDFで保存するのがもっとも簡単で汎用性が高い。 また前述のiBooks以外にも、iPad用のアプリの中にはPDFを直接閲覧できるものがいくつかある。その中でも人気が高いのが「i文庫HD」だ。同アプリの場合、PDFだけでなくJPEGをZIP形式で圧縮したファイルを閲覧することもできる。ここでは、i文庫HDを例にとり、ScanSnapで保存したPDFファイルをiPadで活用する方法を紹介しよう。 といっても、実はそれほど説明することは少なく、パソコン初心者でも挑戦しやすいので、ぜひ試してみてほしい。具体的な手順は次の通りだ。 パソコンでiTunesを起動 パソコンにiPadをつなぐ iTunesの「デバイス」リストに表示