故・水木しげるさんのマンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の新作テレビアニメが、フジテレビほかで4月1日から放送される。テレビアニメ第6期にあたり、2007~09年に放送された第5期以来、約9年ぶりの新作となる。1968~69年に放送されたテレビアニメ第1期などで主人公の鬼太郎を演じた野沢雅子さんが、父の目玉おやじ役として出演。沢城みゆきさんが鬼太郎の声優を務める。 「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公の鬼太郎が、ねずみ男、砂かけばばあら個性的な仲間の妖怪たちとさまざまな事件に立ち向かうマンガ。新作は、21世紀になってから20年近くがたち、人々が妖怪の存在を忘れた現代が舞台となる。 科学では解明ができない現象が頻発し、流言飛語が飛び交って大人たちは右往左往するばかりの中、そんな状況をなんとかしようと妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・犬山まなの前に、カランコロンとゲタの音を響かせてゲゲゲの鬼太郎がやって来る。
「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターを描いたJR境線の妖怪列車(全6両)のラッピングがリニューアルされることになった。張り替え作業が終わった砂かけばばあと、こなきじじいの車両が17日、JR西日本の後藤総合車両所(鳥取県米子市日ノ出町)で公開された。米子駅で20日午前10時5分、2両編成での出発セレモニーがある。 リニューアルはJR西日本と鳥取、島根両県、観光業者などが取り組む「山陰デスティネーションキャンペーン」(7~9月)と、鳥取県境港市の水木しげるロードリニューアル完成(7月)に合わせて計画。鬼太郎とねこ娘の車両は3月3日に境港駅前広場で、目玉おやじとねずみ男の車両は7月に出発セレモニーがそれぞれ開かれる。
新たに見つかった水木しげるさんの未発表随筆。漫画用の原稿用紙に書かれていた=東京都調布市で2017年9月1日、福島祥撮影 未発表随筆、見つかる 「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家の故・水木しげるさんが半世紀前に書いたとみられる未発表の随筆が見つかった。南方戦線で爆撃され左腕を失った水木さんは、売れるためには戦争を肯定的に描かざるをえなかったことを振り返り、「ぼくが書きたいのは敗(ま)け戦(いく)さの話だったんだが、それはゆるされないのだ」と複雑な思いをつづっている。【福島祥】 随筆は水木さんの死後1年半ほどたった今年5月、次女が東京都調布市の水木プロダクションの書斎を片付けていて、ファイルの中から見つけた。漫画用の原稿用紙1枚いっぱいに鉛筆で書かれ、文末には花と小さな虫の絵が添えられている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く