「サントリー天然水」の新たな生産工場の長野県大町市建設が発表された記者会見=同市で2018年9月7日、安元久美子撮影 サントリー食品インターナショナル(東京都中央区)は7日、ミネラルウオーター「サントリー天然水」の生産工場を長野県大町市常盤に建設すると発表し、同市のホテルで記者会見を開いた。同社ではこれまで「南アルプス」「阿蘇」「奥大山」の天然水を販売しており、北アルプスのそびえる大町市は4カ所目の水源となる。2019年春に着工し、21年春には販売を開始する予定。 事業費は百数十億円で、敷地面積は約41ヘクタール。年間生産量は550ミリリットルのペットボトルで2億4000万本分を予定する。生産工場のほかに県産の食材を味わえる食堂や研修にも利用できる多目的施設を開設し、敷地内を流れる乳川を使った自然探索イベントも企画する。