五輪フィギュア 女子フリー(23日) 最終滑走のメドベージェワの得点が示されると、ザギトワは涙をこぼした。「緊張していた。プレッシャーもあった。ロシアの選手がトップになるのをすべてのファンが待っていたから」 いつもより滑りに勢いがなかったが、基礎点が1.1倍になる演技後半に七つのジャンプ全てを組み込む意欲的な構成をやり通した。最初に予定したルッツ-ループの連続3回転でルッツの軸が少し曲がり、ループをつけることができなかったが、単…
アイスダンスのフリーで演技する村元哉中、クリス・リード組=江陵アイスアリーナで2018年2月20日、手塚耕一郎撮影 平昌五輪のフィギュアスケートは20日、アイスダンスのフリーがあり、ショートダンス(SD)15位だった村元哉中、クリス・リード組(木下グループ)はフリー13位の97.22点をマーク、合計160.63点で日本勢過去最高に並ぶ15位だった。金メダルはSDで首位に立ったテッサ・バーチュー、スコット・モイヤ…
<フィーチャーズ> 表舞台から姿を消して3カ月あまり。絶対王者が戻ってくる。フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)は16日の男子ショートプログラム(SP)で実戦復帰を果たす。 9日に始まる団体戦を回避し、まだ韓国入りせず調整中。にもかかわらず、技術と芸術を両立させる世界最高のスケーターへの注目は現地でも高まっている。連覇を狙う23歳は間違いなく平昌冬季五輪の主役の一人だ。 羽生にとってソチ五輪後の4年は、けがとの闘いだった。2014年11月の中国杯ではフリー演技直前の練習で他の選手と激突。流血した頭部に包帯を巻いて強行出場した。同年末には腹部の手術を受けた。16年春には左足甲の負傷が判明。昨年9月には今季初戦のオータム・クラシック前に右膝を痛めた。
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