元世界1位同士のレジェンド頂上決戦はフェデラーが死闘制す――。テニスの4大大会第1戦、全豪オープン男子シングルス決勝は29日、メルボルン・パークで行われ、第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)が6-4、3ー6、6-1、3-6、6-3で、第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)を破り7年ぶり5回目の優勝を果たした。優勝賞金は370万豪ドル(約3億2000万円)。35歳のフェデラーは男子最多18度目の4大大会タイトル。 【写真特集】ナダルvsフェデラー 激戦のレジェンド対決 フェデラーは昨年、左ひざを故障し、全豪が半年ぶりの復帰戦。体力への影響が心配されたが、4回戦で第5シードの錦織圭(日清食品)、準決勝ではスタン・バブリンカ(スイス)にフルセットにもつれながらも勝ち切り決勝に進出。ナダルとの一戦も、途中でメディカルタイムアウトを取るなどフルセットの死闘となったが、グランドスラムの舞台